フィードバックは「する」のも「される」のも怖い
フィードバックが重要だと思っていても、本人になかなかフィードバックできないのが、日本の職場の現場だと思います。相手の成長のためだとわかっていても、それをその場で正面から伝えることを避ける人が多いのではないでしょうか。
嫌われたくない。関係が悪くなったらどうしよう。空気が重くなったら困る。こうした感情が先に立ち、「言ったほうがいいとは思うけれど、今回はやめておこう」という選択を、私たちは日常的にしています。
ここでは、日本の職場で特に多く見られる3つのポイントを紹介します。
フィードバック「する側」に多い「3つ」の特徴
1.「後で言おう」が、なかったことになる
多くの人はやはり一瞬ためらいます。「今は忙しそうだから」「今日は調子が悪そうだから」「もう少し様子を見てから」そうやって見送ったフィードバックは、ほぼ例外なく消えていきます。
一方、マッキンゼーで学んだことは、「気づいたら、なるべくその日のうちに短く伝える」こと。1時間の正式なフィードバック面談を設定することももちろん重要ですが、日常の中でもフィードバックすることを忘れません。
オフィスの廊下で、ランチで、オンライン会議の終了後に5分だけ。日本の職場では、「きちんと時間を取って、きちんと話さなければならない」と考えがちですが、それはかえってハードルを上げ、結果的に何も伝えられなくなります。

