「毎日1%の改善」が人生を好転させる
私の人生に影響を与えた本の1冊に、『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』(ジェームズ・クリアー(著)、牛原眞弓(翻訳)、パンローリング株式会社)があります。
この本の核心となるメッセージは、「小さな行動の積み重ねが、人生を劇的に変える」というものです。ポイントは「意志の力」ではなく「仕組み」に焦点を当てること。そこには「毎日1%の改善」を続けることで、時間の経過とともにその効果は複利のように大きく膨らみ、良い習慣が人生を好転させる一方、悪い習慣は逆の方向に複利的に働くと説明されています。
その差は、最初はほんのわずか。しかし、年月が経つほど、目に見えて大きくなります。
通勤、飲み会、考え事まで…英語を身につけるためにした「習慣化」
習慣化による変化は計り知れないものがあります。私は英語もフランス語も、留学や特別な勉強法ではなく、習慣化の力で身につけました。
基本的に、言語は使えば使うほどうまくなるものです。日本に住んでいるとなかなか英語に触れる機会を増やすのは難しいかもしれませんが、私は日常生活で英語を読む、聞く、話す、書く機会を徹底的に増やし、それを習慣化しました。
私が日本にいたとき、英語を習得するために毎日していたことは、毎朝起きて朝ごはんを食べるときにフィナンシャル・タイムズの記事を読み、その後シャワー、メイクをしているときはポッドキャストで英語の音声を聞く。通勤時は、英語のユーチューブ動画を見る、帰宅後夕食時には、海外ドラマや洋画を英語字幕で視聴していました。
その他、外国人の友達をつくり、チャットで英語を書く、飲み会で英語を話す機会を積極的に増やしました。
1人でいるときや考え事をしているとき、英語で物事を考える習慣を身につけることで、英語に触れる機会を増やし、英語の上達をさらに促進させることができます。
帰りの電車で、「今日の夜は何を食べようかな」と自問する。「そうだ、トマトとパスタがあったはずだ」「それじゃあ、ミートソースパスタでもつくるか」と答える。これを全部英語に置き換えるのです。
当時、いつでもどこでも1人でいるとき、英語で考えるようにしていました。英語での単語や表現が思いつかないときは、すぐにスマートフォンを取り出し、Google翻訳でも何でも良いので、日本語から翻訳して英単語、英語表現を学び、アプリ上でメモしておきました。

