(※画像はイメージです/PIXTA)

人生100年時代といわれるなか、定年後も含めた長い人生を見据え、早い段階からセカンドキャリアについて考える重要性が高まっています。キャリア設計では、自分が「できること(Can)」「やりたいこと(Will)」「すべきこと(Must)」という3つの視点から自身を見つめ直すことが有効だとされます。本記事では、芳賀哲氏の著書『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋しセカンドキャリアについてモチベーションと絡めながら解説します。

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「外的キャリア」と「内的キャリア」

「やりたいこと(Will)」に関連して意識しておきたいのが、「外的キャリア」と「内的キャリア」の違いです。これもシャインが唱えた考え方です。

 

出所:『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋
(図表2)「外的キャリア」と「内的キャリア」の違い 出所:『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋

 

「外的キャリア」とは勤務先の規模や知名度、役職、資格、権限、年収など外から見えるキャリアに関連した事実のことであり、これに対して「内的キャリア」とは仕事の納得感や働きがい、成長実感など内面的なキャリアに関する意識のことです。

 

一般的には外的キャリアがキャリアだと思われていますが、実際には内的キャリアがきちんと確立されていなければ確固とした外的キャリアを築くことはできません。

 

また、仕事のやりがいや満足は外的キャリアだけでは得られません。定年や役職定年は外的キャリアとしては大きなマイナスかもしれません。

 

しかし同時に、内的キャリアに注意を向けるタイミングが来たという合図でもあります。シニア世代は特に、外的キャリアをなおも追い求めるより、内的キャリアを充実させることが幸せな人生につながると思います。

「外発的動機」と「内発的動機」

キャリア理論では似たような言葉として「外発的動機」と「内発的動機」があります。「動機(モチベーション)」とは、目標や目的などに向かって行動を起こし、その行動を維持・促進するプロセスを表す心理学用語であり、「モチベーション理論」で知られるのが心理学者エドワード・L・デシです。

 

出所:『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋
(図表3)「外発的動機」と「内発的動機」の違い 出所:『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋

 

デシによれば、「外発的動機」は外部から与えられるモチベーションの要因です。高い報酬、重要な役職といった積極的な(手に入れたいと思う)ものもあれば、上司からの叱責、減給や降格といった消極的な(避けたいと思う)ものもあります。

 

外発的動機は内容が明確なため即効性がありますが、本人にとっては外部から与えられる分、維持し続けるのが難しく、また慣れると効果が弱まる傾向があります。

 

一方、「内発的動機」は自分の心の内から湧き上がる好奇心や探究心、挑戦の喜び、成長実感などのことです。人から言われてではなく自らの意思に基づくため、やる気と集中力が持続しやすく、ストレスに対する耐性も高く、より良い結果を生みます。

 

ただし、内発的動機づけは個人による差が大きく、「こうやればうまくいく」と一般化したり、外部からコントロールすることが難しいとされます。

 

先ほどの外的キャリアから内的キャリアに移行するのにも「内発的動機」が鍵を握ります。「自分は何をしたいのか」という内発的動機がはっきりしないと、内的キャリアへの興味や関心が湧かないからです。 

 

ところが元管理職の場合、外的キャリアにとらわれすぎているところがあります。外的キャリアにとらわれすぎている自分を見つめ直し、内発的動機にフォーカスすると次第に内的キャリアに目が向くはずです。

 

 

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※本連載は、芳賀哲氏の著書『人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、解説します。

人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計

人生100年時代を明るく生きる 50代からのセカンドキャリア設計

芳賀 哲

幻冬舎メディアコンサルティング

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