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米国株高に救われたが…「運用益」頼みの資産運用は危うい
ライフプラン・アドバイスで最も難しいのは、支出のコントロールだといわれています。
事例2の場合には、「子どもが継いでいる家業があるので自分の生活資金は大丈夫」という思いが強く、その結果、「運用資産は儲かったら引き出して使いたいことに使う」という姿勢に軸足を置くことになっているようです。資産活用という冷静なアプローチができないことが課題の本質にあるようです。
ちなみに、直近は3000万円ほど保有していた米国の高配当株が2倍に値上がりしたとのこと。しかしその間も支出の抑制は全くできておらず、資産総額は横ばいにとどまったそうです。結果的には、米国株の上昇に支えられて過分な支出はカバーされたわけですが、もし相場環境が厳しい局面だったらどうなっていたでしょうか。
ただ今年は地方に移住をされる予定とのことで、これで支出の抑制が見込めれば幸いかもしれません。
野尻 哲史
合同会社フィンウェル研究所
代表
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