12月1日の日経平均株価は小幅に上昇して寄り付いたものの、植田和男日銀総裁の発言を受けて、12月の日銀金融政策決定会合での利上げ観測が高まったことから、売り優勢の展開に。前日比950.63円安の49,303.28円で取引を終えています。
植田総裁はこの日、今月18~19日に開催予定の日銀会合について、「利上げの是非について適切に判断したい」と表明しました。この発言を受けて、市場では利上げの織り込む動きとなり、金利が上昇。金利上昇が逆風となる不動産株などの下げが目立っています。またこうしたなか、直近の過熱感もあり半導体関連銘柄にも利益確定の売りがでやすかった模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが45銘柄、値下がりが179銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、フジクラ〈5803〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、住友電気工業〈5802〉、SCREENホールディングス〈7735〉、セコム〈9735〉、太陽誘電〈6976〉、日立建機〈6305〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は21億6,700万株、売買代金は5兆3,835.84億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、銀行業、石油・石炭製品が上昇した一方、電気・ガス業、鉱業、不動産業、非鉄金属、電気機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がLink-Uグループ〈4446〉で+300円(+24.00%)の1,550円、2位がキヤノン電子〈7739〉で+504円(+18.29%)の3,260円、3位がトリケミカル研究所〈4369〉で+503円(+18.02%)の3,295円となりました。
一方下落率は、1位がユニチカ〈3103〉で-44円(-11.92%)の325円、2位が東京電力ホールディングス〈9501〉で-77円(-9.71%)の716円、3位がフジクラ〈5803〉で-1,605円(-8.94%)の16,345円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは203銘柄、年初来安値を更新したのは9銘柄でした。
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