(※写真はイメージです/PIXTA)

配偶者と死に別れた寂しさから、再婚を選ぶ人は珍しくありません。しかし、家族関係が複雑になることで、介護や相続に問題をはらむケースも生じてきます。ある会社員の女性の例から考察します。

お昼ご飯の席でいきなり「再婚することにした」

義母の一周忌が終わり、生活が落ち着きを取り戻しつつあったある日、真理子さんのスマホに義父から電話がありました。

 

「〈週末、健一と一緒にちょっと来てくれないか?〉と呼び出されたんです。いつも通りの調子だったので気軽に訪ねたのですが…」

 

一緒にランチを食べながらおしゃべりしていると、いきなり義父が「再婚することにした」と言い出したのでした。

 

「もうビックリですよ。〈ウソでしょ!?〉って…」

 

義父がスマホの写真を見せながら話したことによると、

 

●行きつけのお店でたびたび顔を合わせ、話すようになった

●彼女は62歳。50代で離婚し、その後たったひとりで頑張って生きてきた

●子どもは成人した息子がひとり、すでに独立して孫もいる

●お互い寂しい同士、老後を一緒に過ごしたい

 

「義父の話を聞いた夫が怒ってしまい、〈お母さんが死んでからまだ1年だぞ!?〉〈相続問題になるじゃないか、知らない人を家に入れるな!〉と怒鳴ると、義父も〈お前になにがわかる!〉〈結局財産が欲しいんだろう!〉と反論して、言い争いになってしまって…」

 

真理子さんもなんとかその場を収めようとしましたが、話は決裂。結局、意地になったのか、義父は間を置かずに再婚してしまったのです。

 

その後、真理子さんの自宅には、再婚相手の筆跡と思われる手書きのメッセージで、「これから仲良くしましょうね」と書き込まれた、ウエディング写真がプリントされたハガキが届きました。

 

「夫は〈もう親子じゃない!〉といって怒っていますし、義姉は海外にいるのでなにもできない。そもそも、再婚するかどうかなんて、本人の意思の問題ですから…」

次ページ再婚相手からの突然の電話内容に絶句
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