(※写真はイメージです/PIXTA)

住宅価格の高騰、都心部の家賃の高止まり、さらには非正規雇用の不安定さなど――中高年の一人暮らしにおける「住」の選択肢は年々厳しさを増しています。そんななか、再び実家に戻る“Uターン”を選ぶ人も少なくありません。しかし、必ずしも温かな歓迎や快適な住環境が待っているとは限らないのです。

背景にある“老朽住宅”と“単身中年”の増加

国土交通省の『住宅・土地統計調査(2023年)』によれば、全国の住宅のうち 約13.8%(900万2,000戸)が空き家とされており、老朽化した家屋を相続したり、そのまま放置されたりしているケースが増えています。

 

一方で、40代後半〜50代単身者の非正規雇用率の高さや収入の不安定さも相まって、「家賃が払えないから実家に戻る」という“セーフティネット”としての実家回帰が広がりを見せています。

 

松田さんは現在、ハローワークに通いながら、日雇いバイトで生計を立てています。

 

「父もだいぶ物忘れがひどくなってきたので、将来的には介護も必要になるかもしれません。自分の生活で精一杯なのに、どうするんだろうって、不安しかないです」

 

実家は“帰る場所”であると同時に、“逃げ場”でもあります。しかし、その実態は、必ずしも安住の地とは限らない――。老朽化した家、親の老い、そして収入不安という“三重苦”のなかで、松田さんの“極限生活”は今も続いています。

 

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