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本記事のポイント
・円高を伴わない米国の金融緩和
・2026年の米国景気は強さが増し、日本企業の業績も増益転換するという蓋然性が高い
昨日(9月18日)、日経平均株価は終値で4万5,000円の大台に乗せた。これで早くも次の大台更新が視野に入ってきた。次の大台とは4万6,000円ではない。5万円の大台である。
昨日、出演したBSテレビ東京の「NIKKEI NEWS NEXT」でも、堂々とカメラの前でフリップを掲げてきた。これほど公の場で「年内、日経平均5万円」の予想を出すのはおそらく筆者が初めてだろう。
ちなみに今日(9月19日)の日経新聞夕刊『相場を読む』でも日経平均5万円の予想が掲載される予定である(電子版ではすでに公開済み。「日経平均株価、年末5万円 マネックス証券の広木隆氏『相場を読む』 」会員限定記事 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB175XQ0X10C25A9000000/)。
「日経平均が5万円になる」というのは自明のことなので、それは「予想」にはならない。5万円に行くか、行かないか、というのは行くに決まっているので議論の余地がない。もうこれまでに500万回くらいいっているけれど、株価というのは上がるようにできているので、いつかは5万円になるのである。さらに6万円になり、いつかは10万円にもなる。
だから株価の予想というものは、期限を区切ったものでなければ意味がない。つまり、いつまでに〇〇円になるとか、向こう1年間の株価の推移などだ。そうなると、その予想は俄然、難しくなる。当てるのはほとんど運みたいなものだ。偶然や不確実性、ランダム性の要素で決まるウエイトが多くなるからである。
株価は、基調としては右肩上がりに上がっていくが、そのトレンドの中心線の周りでランダムな動きをする。それはノイズのようなもので、短期的な株価の動きを予想するとはそのノイズを当てにいくようなものである。
それを百も承知で年末までに5万円になると筆者がいいきるのは、その可能性が高くなってきたと思うからだ。筆者の確信度を上げる材料がいくつも可視化されてきたからだといいかえてもよい。

