“脳が拒否する”強烈な違和感…年金300万円・資産3億円、「一見円満」70代夫婦の勝どきタワマン。遊びにきた妻のいとこが思わず悲鳴をあげる「信じがたい光景」【FPが解説】

“脳が拒否する”強烈な違和感…年金300万円・資産3億円、「一見円満」70代夫婦の勝どきタワマン。遊びにきた妻のいとこが思わず悲鳴をあげる「信じがたい光景」【FPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

世間が羨むような輝かしい成功を収め、都心のタワーマンション最上階で理想の老後を送る夫婦。しかし、その完璧な「表の顔」の裏には、誰にも知られることのない孤独と悲劇が潜んでいました。本記事では、Aさん夫婦の事例とともに、現代社会の高齢化と核家族化が進むなかで直面しうる「見えないリスク」について、社会保険労務士法人エニシアFP代表の三藤桂子氏が解説します。

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順風満帆な人生の裏で…

Aさんの夫は、中小企業ではあるものの商社の役員まで昇りつめたエリートサラリーマン。会社の部下からは理想の上司と噂され、イベントに妻と仲睦まじく腕を組んで出席する姿から、私生活も充実してみえているようです。役員時代の年収は2,000万円以上。誰もが「富裕層の勝ち組」と称賛するAさん夫婦は、理想の夫婦像を演じ続けました。

 

60歳まで現役で働き、65歳まで役員をしていた夫。65歳からの年金は夫婦で約300万円、月25万円です。資産は貯蓄と退職金等を合わせ、約3億円となりました。老後はいままでの自宅を売却し、勝どきにある3LDKのタワマンを購入します。Aさん夫婦は、会社内だけでなく友人たちにとっても理想の夫婦であり、完璧な生活、老後を送っているように振る舞っていました。ですが、他人から見た完璧な円満夫婦は実は「表」の顔だったのです。

 

勝どきタワマンの上層階という誰もが羨む住環境とは裏腹に、夫婦のあいだに温かい会話はほとんどなく、それぞれの部屋にこもり、互いに無関心な日々を送っていました。一人息子が独立、海外赴任となってからは、その距離はさらに広がり、同じ家にいながらも、互いの存在さえ意識しないような、すれ違いの生活が続いていました。世間体を気にするがゆえに離婚という選択肢を選ばず、同居人として割り切った関係は、時間の経過とともに、深い溝となって二人を隔てていきました。

 

お互いが干渉することもなく、むしろ無視するかのような生活。ここまでくると仮に旅行に出かけ、相手が家にいなかったとしてもわからない、病気で寝込んでいてもわからないという事態になるかもしれません。

 

 

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