6月13日の日経平均株価は地政学リスクの高まりを受けて終日軟調、前日比338.84円安の37,834.25円で取引を終えました。イスラエル軍はこの日、イラン各地の核関連施設を含む数十ヵ所の軍事目標への攻撃を完了したと発表。また同軍は「作戦は今後も続く」と表明しています。なお、イランは世界の石油供給の約2割が通過する「ホルムズ海峡」に大きな影響力を持っていることから、中東情勢の悪化による世界経済の混乱や、原油高を通じたインフレ加速への警戒感が売りに拍車をかけた模様です。こうしたなか、低リスク通過とされる円に買いが集中。米ドル円は1ドル142円台まで円高が進みました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが46銘柄、値下がりが176銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、コナミグループ〈9766〉、ネクソン〈3659〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億7,900万株、売買代金は5兆1,899.89億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業、海運業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、空運業、繊維製品、サービス業、化学、輸送用機器械などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がビジョナル〈4194〉で+1,502円(+16.07%)の10,850円、2位がgumi〈3903〉で+63円(+9.84%)の703円、3位がネクソン〈3659〉で+220円(+8.37%)の2,850円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がMacbee Planet〈7095〉で-663円(-19.11%)の2,807円、2位がダブル・スコープ〈6619〉で-46円(-15.44%)の252円、3位がラクーンホールディングス〈3031〉で-102円(-12.11%)の740円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは52銘柄、年初来安値を更新したのは18銘柄でした。
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