12月23日の日経平均株価は、前日の米株市場の流れを引き継ぎ上昇して寄り付きました。もっとも、その後は材料難のなか方向感に欠き、前日比10.48円高の50,412.87円で取引を終えています。この日の午前、閣議後に行われた片山さつき財務相の記者会見で、最近の円安進行について「ファンダメンタルズを反映しているとは到底思えない。投機的と言ってよい」と言及。市場では片山財務相の発言を受けて、政府・日本銀行による為替介入への警戒感が強まり、米ドルは一時1ドル=155円台後半まで円高に振れました。こうしたなか、円高が重石となり輸出関連銘柄に売りが出たもようです。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが162銘柄、値下がりが62銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、TDK〈6762〉、ソニー〈6758〉、KDDI〈9433〉、リクルートホールディングス〈6098〉、イビデン〈4062〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ファナック〈6954〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億0,800万株、売買代金は4兆1,374.64億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、空運業、医薬品、その他製品、証券業、その他金融業などが上昇した一方、輸送用機器、非鉄金属、ゴム製品が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がGMOインターネット〈4784〉で+94円(+12.77%)の830円、2位がプロクレアホールディングス〈7384〉で+209円(+11.28%)の2,062円、3位が東洋エンジニアリング〈6330〉で+230円(+9.68%)の2,605円となりました。
一方下落率は、1位がしまむら〈8227〉で-380円(-3.60%)の10,170円、2位がMARUWA〈5344〉で-1,570円(-3.58%)の42,240円、3位がKLab〈3656〉で-11円(-3.26%)の326円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは139銘柄、年初来安値を更新したのは7銘柄でした。
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