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年収1,000万円に届いても、ゆとりがあるとは限らない
「課長になったら、少しは生活にゆとりが出るかと思ってたんだけどな」
健介さんは苦笑いしながら、通帳の残高を確認していました。しかし一方で、「いま気づけたからよかった」と前向きな様子です。
「見栄や惰性で使っていたお金、けっこうありました。むしろ昇進は“金銭感覚を見直すチャンス”かもしれないですね。妻と協力して、今後のライフプランを慎重に練っていきたいと思います」
年収1,000万円はゴールではありません。収入が増えたタイミングは、家計管理を見直す機会でもあります。手取りと向き合い、人生の優先順位に沿ってお金を配分する。――それが、日々の努力が報われる家計の第一歩です。
波多 勇気
波多FP事務所
代表ファイナンシャルプランナー
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