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まだまだある。石川県金石地域での再生物件成功事例
全古協の特徴は「賃貸向けの古さを生かす差別化リフォーム」で、私たちの挑戦をきっかけに石川県の小さな町が変わろうとしています。とにかく古い建物が多く、保存地区でもある金石地域は人口7000人ほどの小さな町です。そんな小さな町でも空き家・古家投資は成功しています。
その数は関東からの投資により着々と増え、購入物件13、うち入居済物件6、事務所1、店舗予定1、募集中物件1、工事中物件1、未着工物件3となっています。こうした流れができると投資家が集まり人も集まります。
小さな町ほどインパクトは大きく、空き家・古家再生で地域はどんどん活性化していきます。
全国にはまだまだこのように、空き家・古家の活用で活性化できる地域はたくさんあると考えています。あなたが地方投資で成功するためには、地方の特色をつかみ、たとえ人口が少なくても「ここなら需要がある」「地域活性化に貢献できる」といった夢をふくらませながら、とにかく多くの物件の特色を知ることです。
そこで、まだまだある物件再生例を見ていきましょう。マスター古家再生士の工藤さんが手がけた金石地域での空き家・古家再生例を3つ紹介します。また、実際にうかがったオーナーの声なども掲載します。
再生事例1:石川県金沢市金石西1丁目
築年数:不詳土地:52.06m2/延床面積:51.23m2
購入金額:172万円
工事費:400万円
想定家賃:6万~6万5000円
確定家賃:6万5000円
表面利回り:13.6%
金石地域であちこちに見られる外壁が板張りの建物です。浴室なし、全居室和室の古い建物ですが、物件を安く購入できているのでリフォーム費用に予算がかけられます。間取り変更で使い勝手の良い賃貸向きの物件に変貌させることができました。
〈オーナーの声〉
金石西という場所は、当初予測では金沢市内中心部の泉野町よりも決まりにくいかと思っていました。泉野町は金沢市中心部で場所が良く、駐車場がありますが、金石西は中心部から遠く駐車場もありませんでした。
ただ、リフォーム後の仕上がりで考えると、以下の2点で客付けが早かったと思います。
1.金石西の物件は17畳のLDKに間取り変更し、とても開放感のある2LDKにできたため、実際の延べ床面積51.23m2よりも広く見える仕上がりになったこと。
2.金石エリアで営業年数が長い地元の仲介業者さんが募集窓口となったこと。
著者コメント
この事例でもわかるように、場所が悪い、駐車場がないなどの条件でも、入居が決まる場合がけっこうあります。戸建の唯一無二の特徴が出ていると思います。また、実績が増えてくるとその地域での特徴がよりよくわかります。実際には、戸建の希少性から地元の方も不動産業者たちにとっても想定外のことがよくあります。
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