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不動産投資先「兵庫県明石市・周辺地域」の特殊要因
兵庫県での事例を紹介しましょう。兵庫県加古川市は、神戸市と姫路市の間にあり、関西の人でも名前は知っていてもどんなところか知らない人が多いと思います。加古川市の人口は約25万人。神戸市や姫路市と比べると、決して大きな市ではありません。
しかし、姫路市へは電車で10分程度。神戸市三宮へは約30分、大阪へは約1時間という場所にあり、都市圏へのアクセスは良い環境にあります。このような昭和40~50年代に発展した都市圏のベッドタウンが空き家・古家投資の1つのエリア候補になります。
特殊要因としては、隣の明石市は「子育て支援」など福祉関連の政策により、10年連続で人口が増加しています。明石市は人気のあまり賃料が年々高騰しており、近隣のエリアに引っ越しを検討する人も少なくないとのことです。
知名度が低いが交通の便がいい、そしてこの特殊要因。これらの条件を考えれば、空き家・古家投資のなかでもポテンシャルの高い地域と言っていいでしょう。このような地域を探すには、現地に行くことです。物件を見て、売買・賃貸両方の不動産業者との会話から情報を得ていきます。
再生事例1:兵庫県加古川市物件
築年数:42年
販売時:480万円/購入金額:400万円
工事費:263万円
家賃:6万5000円/利回り:11.8%
〈買い付けから入居付けまでの経緯〉
売主が亡くなって相続案件として売却された物件で、買い付け申し込み金額にて購入しました。再生が完了し入居募集を家賃7万円で開始しましたが、1カ月経っても問い合わせが少なかったため6万5000円に変更しました。利回りは想定より下がりましたが、オーナーから早期に入居を決めたいとの意向がありましたので募集家賃を5000円下げたところ、2カ月以内で入居が決まりました。


