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金沢市の空き家・古家再生物件の特徴
築50年以上の物件が多く、なかでも昭和25年以前の建物に関しては「金澤町屋」と呼ばれ、京都のような街並みが点在しています。雪国であるため建物もしっかりしています。また、趣のある建物を生かした再生をすることにより価値を高められます。
賃料については関東・関西と変わらないくらいで、駅周辺はコロナ前からホテルや民泊などの宿泊施設が多くなり不動産価格が上昇傾向ですが、まだまだ空き家・古家投資の意識が少なく、チャンスは大きいと思います。
「こんな場所で、こんな建物が!」というような掘り出し物件も出てきます。物件価格が安いものが多く、その分、工事費用にあてられるので物件自体の価値をかなり上げることができます。いまは当たり前のユニットバスを入れられる物件も多く、それにより入居者の生活向上が図れ、見た目も大きく変わります。
物件購入は現金で行い、リフォーム代は融資を受ける投資家が多いように思います。
【金沢市の空き家・古家再生投資の実績(2023年10月現在)】
再生物件数:83戸(2018年から開始)
平均物件購入価格:約150万~200万円
平均工事額:約400万円
平均家賃:約6万円
平均利回り:約13%
再生事例1:石川県金沢市材木町物件
築年数:不詳/土地:96.09m2/延床面積:97.51m2
購入金額:300万円/工事費:420万円
想定家賃:7万5000~8万円/確定家賃:7万8000円
表面利回り:13.0%/募集開始から入居決定までの期間:1ヵ月
「金澤町屋」に登録された、町屋の雰囲気が残る魅力的な物件ですが、築年数が経っているための劣化がひどい状態でした。しかし、このエリアでこの値段で物件が出ることが少なく、これまでの業者さんとのお付き合いがあってご紹介いただいた案件です。
購入された方は大阪在住なのですが、すでに北陸地域でも数軒所有しており、信頼関係はできていたので、物件は内見なしで購入されました。
著者コメント
このように工事業者との信頼関係ができると遠隔地でも手間暇をかけずに物件購入ができます。最近では、現地を訪れずにオンライン契約もできます。ただ、100%任せてしまうのはよくありません。要所要所で必ず確認することが大切です。もちろん、工事業者との信頼関係を継続するうえでも顔を合わせることが大事です。
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