〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:新光電気工業〈6967〉……前日比+1,000円(+15.72%)/終値7,361円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらないが、ストップ高まで買われた。同社株については、JICC-04(産業革新投資機構)が3月18日(火)よりTOB(株式公開買い付け)を実施。買付期間は先月18日から今月18日までで、買付価格は1株あたり5,920円だった。
2位:大阪ソーダ〈4046〉……前日比+126円(+7.78%)/終値1,746円
【売買材料】
当日、日本経済新聞電子版が「大阪ソーダが医薬品の製造時に使うシリカゲルの増産を急ぐ」と報じた。医薬品の製造工程で不純物を表面に付着させて取り除くために使われるシリカゲルは、製造メーカーが限られるなか肥満症治療薬向けの需要が急拡大している。同社は26年度の稼働に向けて兵庫県尼崎市や松山市の工場で設備を増強中だが、新たに27年度ごろの完工を想定した増設の検討に入ったという。こうした報道を受けて同社の事業成長を期待した買いが入った模様。
3位:岡三証券グループ〈8609〉……前日比+52円(+7.59%)/終値737円
【売買材料】
3月26日(水)取引時間終了後、同社は株主還元強化を中心とする中長期的な株主向け施策の方針を発表。来月から28年3月の3年間で、総額100億円以上の自己株式取得を実施することを明らかにしており、これが好材料視された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:武蔵精密工業〈7220〉……前日比-314円(-10.58%)/終値2,653円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。米マイクロソフトがコンピューター類の供給過剰を理由に米欧のデータセンター計画から撤退したと伝わったことが嫌気されたとみられている。
2位:アドバンテスト〈6857〉……前日比-579円(-7.44%)/終値7,202円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日の米国株市場では、半導体に関する米中対立への懸念を背景に関連銘柄が売られていた。特に、AI用半導体大手のエヌビディアが前日比5.7%安と急落したこともあり、エヌビディアが製造するGPU向けに先端半導体テスターを納入する同社にも売りが波及したとみられている。
3位:フジクラ〈5803〉……前日比-440円(-7.02%)/終値5,831円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。値下がり率1位の武蔵精密工業〈7220〉と同様の要因か。
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