滞納者を出さないために…居住者ができること
1.毎月の管理組合の議事録を読む
管理組合の毎月行われる理事会では、滞納者の状況やマンション運営の課題が話し合われています。そのため、毎月の議事録を確認することで自分の住むマンションがどのように運営されているのかを把握し、トラブルの早期発見につなげることができます。
2.総会に参加する/委任状を提出する
マンションの重要な方針が決定される年一回行われる総会には、直接参加することが望ましいですが、難しい場合は委任状を提出し、意思表示をすることが大切です。また、参加率が低いと、重要な決定が決まらないこともあるため、住民一人ひとりの関与が求められます。
マンションは共同の財産
マンションは共同で管理・運営する財産になります。一部の住民の身勝手な行動が、ほかの住民の負担を増やすことにつながります。特に「お金があるのに払わない」という滞納者には、毅然とした対応を取ることが不可欠です。管理組合として、適切なルールを設け、早期対応を徹底することで、住みよいマンションを維持していくことができます。
また、居住者一人ひとりが管理組合の運営に関心を持ち、積極的に関与することで、より公平で健全なマンション環境が実現できます。あなたのマンションでも、ぜひ一度マンション管理組合の状況を確認してみてはいかがでしょうか。
森 逸行
ファイナンシャルトレーナーFP事務所
代表
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