今週の注目点…日米金利差拡大にも限界の可能性
先週は19日に日米の金融政策を決める会合がありました。日銀については、最近にかけての長期金利の大幅上昇に対して、植田総裁がそれを容認したと見られる発言を行ったことが個人的には印象的でした。
一方、米国の金融政策を決める会合、FOMC(米連邦公開市場委員会)では、メンバーの経済見通しである「ドット・チャート」において、実質GDP伸び率予想が下方修正されたことなどが意識されたことで、米金利は小幅ながら低下しました。
こういったなかで、日米金利差は拡大が一巡しました(図表6参照)。すでに見てきたように、米ドル売り・円買いは「行き過ぎ」懸念が強いものの、その修正が本格化するのは、経験的には120日MAブレークであり、それにはまだ程遠いということです。
そのうえで、米景気の減速への懸念が続いていることなどから、日米の金利差拡大が限られるといった見通しが基本的に変わらないなら、やはり米ドル高・円安も限られるのではないでしょうか。以上を踏まえると、今週の米ドル/円は146~151円で予想したいと思います。
吉田 恒
マネックス証券
チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長
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