どうやって暮らしていくんだよ!…年金月12万円の66歳妻が浴室事故で急逝。遺された夫が年金事務所立ち寄り後、怒りをぶちまけた「まさかの事実」

どうやって暮らしていくんだよ!…年金月12万円の66歳妻が浴室事故で急逝。遺された夫が年金事務所立ち寄り後、怒りをぶちまけた「まさかの事実」
(※写真はイメージです/PIXTA)

「頼れる姉さん女房に甘えん坊の夫」という組み合わせで、うまくいっている夫婦は数えきれないほどいるでしょう。今や10歳以上年齢差があるカップルもめずらしくなく、「女性の方が長生きするからちょうどいい」という話を聞くこともあります。しかし、日本の年金制度においては、年下の夫が注意すべき落とし穴があります。

「どうやって暮らしていけばいいんだ」絶叫のワケ

妻の葬儀を小さく終えた後、隆さんは友人に「いや、やばいよ。まりこの稼ぎがなかったら……」とボヤいたそう。それに対し、すぐにお金の心配をする隆さんを咎めつつ、「遺族年金っていうのがあるんじゃないの」と話したそう。

 

それを聞いた隆さんは、妻の分の年金はもちろん遺族である自分が引き継ぐことになる。さっそく手続きをしなくてはと、年金事務所を訪れたのです。

 

ところが、年金事務所で伝えられたのは、隆さんは遺族年金の対象外で、1円も受け取れないという事実でした。

 

隆さんは、現在53歳で子どもがいません。そのため遺族基礎年金・遺族厚生年金どちらの受給要件も満たしていないというのです。

 

あまりのことに呆然とする隆さん。年金事務所を出た後、思わず「どうやって暮らしていけばいいんだ」と叫びました。

 

妻の会社員時代の退職金・貯金の残りが500万円ほどありますが、それと年130万円の自分の年収だけで生きていけるわけもなく……。

 

当然「もっと働く」という選択肢しかありませんが、非正規雇用の時期が長いことから、ハローワークでの仕事探しも難航しているとか。

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