仕事だけして死にたくない…伊藤さんに影響を与えた上司
元営業マンの伊藤義昭さん(仮名・67歳)は年金を受け取り始めて早7年。60歳当時の資産は、銀行預金と投資で作った約1,800万円に加えて退職金が2,000万円。おおよそ3,800万円ほどでした。
伊藤さんは65歳まで働くのが普通という中でも、早く仕事を辞めたいという強い意志がありました。それには早くに亡くなった上司の存在がありました。
同じ会社に勤めていた3歳上の上司は、伊藤さんにとっても尊敬できる存在。仕事ができると社内でも評判でした。
ただし、その働き方は昭和の時代をひきずったもの。深夜、土日も関係なく仕事をしていました。
そんな上司が、ある日脳溢血で死去。当時56歳、突然の別れでした。仕事が生きがいだったのかもしれませんが、伊藤さんは自分の生活を顧みるきっかけになったのです。
「仕事だけをして死にたくない」
伊藤さんは、そこから仕事の取り組み方を見直し。残業や休日仕事をすることもありましたが、妻や子どもと過ごす時間を極力優先しました。
もっと働けば評価が上がり年収も上がる。それでも仕事には一定の線を引き、家庭とのバランスをとることを重視しました。
一方で、仕事以外で収入を上げることができればと、伊藤さんは投資の勉強をスタート。無理のないペースでコツコツ株を買い、配当金という副収入を確保。株主優待で食費や日用品などの支出を浮かせる工夫もしました。
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