「売上100億円未満」でも、業績急上昇、赤字縮小気味→黒字目前の【成長株】に投資する方法【CFPが解説】

「売上100億円未満」でも、業績急上昇、赤字縮小気味→黒字目前の【成長株】に投資する方法【CFPが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

株式投資において、数ある選択肢の中から、今後も成長していく企業を見つけるには、どのような情報に注目すればいいのでしょうか。本記事では、伊藤亮太氏『図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)から一部を抜粋し、会社四季報を活用した成長株の探し方を詳しく解説します。

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成長株を探すには商品や広告を投資家視点で見る

今後も成長しそうな企業を探すとき、最もよい探し方は直感です。「最近この企業の広告をよく見かけるようになったな」「お店に行くと大変繁盛している」といった感じで、普段何げなく通うお店や購入する商品を投資家の目線から見るようにしてみてください。成長企業を発見できるチャンスが眠っているかもしれません。

 

私の場合はそうして直感で伸びそうな企業を発掘し、その後に会社四季報で業績を確認するようにしています。会社四季報では、予想も含めて5~7年分の業績が掲載されています。できれば右肩上がりに業績が伸びている企業をピックアップします。

 

その際、年20%以上、売上や利益が伸びている企業に特に注目しましょう。年20%以上の伸びを示す企業は高成長企業と言ってよく、今後もその伸びを維持できるかどうかがポイントになります。企業の行う事業展開をホームページなどで確認し、将来性が期待できそうであれば投資しがいのある企業となります。

ROE(自己資本利益率)が20%以上の企業を探す

高成長企業では、効率的な経営が行われていることも多いです。目安の1つとしてROEを確認してみましょう。ROEは自己資本利益率を示し、会社が資本を効率よく利用して利益を上げているかを確認できます。

 

日本企業では10%未満などROEが低いケースが多いですが、米国といった海外では20%以上といった企業も多く存在します。日本企業は、今後さらにグローバルな水準に向けて効率的な経営を求められることでしょう。少なくとも10%以上、高成長を遂げるという意味では20%以上はほしいところです。業績とROEから真の高成長企業を発掘していきましょう。

 

●できるだけ右肩上がりに成長する企業を探す

●売上や利益が年20%以上、ROEは20%以上が望ましい

 

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※本連載は伊藤亮太氏『図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)から一部を抜粋し、再編集したものです。

図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ一冊でしっかりわかる教科書

図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ一冊でしっかりわかる教科書

伊藤 亮太

技術評論社

「いちばんやさしいマネーのトリセツ」資産運用の方法や考え方、投資のきほんをまるごと理解!! ニッポンもいよいよインフレ基調。お金(現金)の価値が今後、下がっていくことが予想されます。自身や家族の生活と未来を守る…

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