「売上100億円未満」でも、業績急上昇、赤字縮小気味→黒字目前の【成長株】に投資する方法【CFPが解説】

「売上100億円未満」でも、業績急上昇、赤字縮小気味→黒字目前の【成長株】に投資する方法【CFPが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

株式投資において、数ある選択肢の中から、今後も成長していく企業を見つけるには、どのような情報に注目すればいいのでしょうか。本記事では、伊藤亮太氏『図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)から一部を抜粋し、会社四季報を活用した成長株の探し方を詳しく解説します。

ひと足先に、絶好調企業に投資する

会社四季報を活用して、簡単にいま伸びている企業を探したい。この場合に活用できるのが、業績記事部分の見出しに記載されている【絶好調】や【連続最高益】といった評価の高い言葉を探すこと。取材に基づく評価であるため信用に足る評価と言えます。

 

会社四季報は毎年3月・6月・9月・12月、いずれも中旬に発売されます。事前予約をしておくと発売日の1日前に届きます。また、会社四季報オンラインでは四季報を先取りして確認できるサービスもあります。発売前に先に見出しを確認し、成長企業に投資できれば、短期間での株価上昇も期待できます。特に【絶好調】銘柄はその後株価が上がるケースも多く見受けられます。参考にしてみてください。

赤字から黒字に転換する一歩手前の企業に注目

もう1つ、今後の成長株を探す方法として、赤字から黒字へ転換する可能性のある企業を探す方法があります。前期は赤字であったものの、今期予想では黒字になりそうという予想は、会社四季報の業績部分から確認できます。

 

もちろん、あくまで予想のため黒字になるかどうかは断定できないものの、仮に予想通り黒字に転換すれば注目度は高まります。特に、サブスクリプションのようなビジネスモデルは、初期費用が高く赤字ではあるものの、利用者が増加して黒字転換、継続して順調となる企業を探す際に活用できます。

 

将来性があることが前提になりますが、こうした企業の場合、テンバガーとなることも夢ではありません。売上が100億円未満であっても、高成長を遂げており赤字が縮小してきている。黒字になるのはもう目の前。そんな企業を探すことができるとおもしろいでしょう。

 

●業績記事の見出しが【絶好調】と記載のある企業を探す

●黒字転換する手前の企業を探す

 

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※本連載は伊藤亮太氏『図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)から一部を抜粋し、再編集したものです。

図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ一冊でしっかりわかる教科書

図解即戦力 資産の運用と投資のキホンがこれ一冊でしっかりわかる教科書

伊藤 亮太

技術評論社

「いちばんやさしいマネーのトリセツ」資産運用の方法や考え方、投資のきほんをまるごと理解!! ニッポンもいよいよインフレ基調。お金(現金)の価値が今後、下がっていくことが予想されます。自身や家族の生活と未来を守る…

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