一歩間違えればハラスメント案件?上司が「1on1ミーティング」をする際に意識したいこと【専門家が解説】

一歩間違えればハラスメント案件?上司が「1on1ミーティング」をする際に意識したいこと【専門家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

上司として部下に「いい質問」をするためにはスキルのみでは足りません。部下に対して興味を持ち、コミュニケーションを取ろうとするマインドこそが土台となり、信頼関係を築くことができます。大和ハウス、トヨタを経て現在はプロコーチとして活躍中の林英利氏の著書『いい質問が部下を動かす』(三笠書房)から抜粋してお届けします。

「今どき部下」が本当に望んでいること

とある老舗の大企業の海外法人で10年近く社長を務めたあと、コロナ後に日本に戻ってこられた方とお話しする機会がありました。その方が今注力していることは、低下してしまった社内のエンゲージメントを高めることだそうです。

 

コロナ後、飲みニケーションが昔に比べて格段に少なくなったことは広く認識されていますが、このことは、どちらかというと、とくに若い世代には、好意的に受け取られているという印象があります。

 

たしかに、行きたくないのに上司に無理やり連れていかれて、過去の成功談について延々と語られたり、終わらない説教を受けたりと、部下に忌避されても仕方がない悪習もありました。

 

しかし、いざ飲みニケーションがなくなってみると、上司と部下との関係性は希薄になり、距離は開いていくばかりです。

 

ということは、「上司と部下の関係性を構築する」という点において、組織は少なからず飲みニケーションに依存してきた部分があったのではないかという見方もできます。

 

そして飲みニケーションがなくなってしまった今、経営側は、業務時間内で飲みニケーションと同じだけの成果が見込める関係性構築のための仕組みをどうやって作っていくかについて、考えなければならなくなりました。

 

働き方が変わった現在でも、上司と部下のコミュニケーションを保てる仕組みの必要性は変わらないのです。

 

一方で、若い世代の多くは、「上司にプライベートにまで踏み込まれたくない」「個人的なことまで話したくない」と、仕事とプライベートをしっかり線引きしている印象がありませんか。

 

私もそうだったのですが、じつは先日、そのイメージを覆す出来事がありました。

 

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※本連載は、林英利氏の著書『いい質問が部下を動かす』(三笠書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

日本企業は老いたのか 失われた30年を振り返り、未来を展望する

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岩﨑 尚人

日本能率協会マネジメントセンター

リーマンショック、東日本大震災などを乗り越えた先にやってきた新型コロナウイルスの大流行。この現実と直面した企業や否応なく変革を進め、働き方は大きく変わった。真に強い企業とは、変わらないために思い切った変化を遂げ…

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