富裕層にも、富裕層を目指す人にも読んでほしい
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いまからでも遅くない、老後資金の見直し
「佐藤、お前もiDeCoとかNISAとかやっていたのか?」
「いや、全然……そういうの、よくわからなくてな」
田中さんは、現役時代から資産運用をしていたといいます。年金だけに頼らず、積極的に投資をして資産形成を進めていたのです。
「いまからでも遅くないぞ。70歳まで働けば年金額も増えるし、資産運用だって始められるからな」
田中さんの言葉に、佐藤さんは少しだけ希望を持ちました。確かにいまさら出世はできませんが、資産運用や支出の見直しならできます。公的年金に加えて、個人年金保険や貯蓄型の金融商品を活用すれば、少しでも安心できる老後を送れるかもしれません。
「俺も……やれることから始めてみるよ」同期の集まりを終えた佐藤さんは、帰り道でスマホを取り出し、「iDeCo 初心者」などと検索を始めました。
定年後のリカバリー
現役時代の収入差が、そのまま老後の生活に影響するという現実。しかし、たとえ定年後でも資産運用や働き方の工夫次第で、ある程度のリカバリーは可能です。
大切なのは、「もう遅い」と諦めないことです。老後に後悔しないためにも、いまからできる資産形成の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
波多 勇気
波多FP事務所
代表ファイナンシャルプランナー
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