「老後は妻と温泉巡り、ささやかな夢でしたが…」〈年収450万円〉手弁当で倹約を貫いた64歳会社員の落胆。すべてを覆した「絶望の告白」

「老後は妻と温泉巡り、ささやかな夢でしたが…」〈年収450万円〉手弁当で倹約を貫いた64歳会社員の落胆。すべてを覆した「絶望の告白」

定年退職を目前に控え、「ようやく自由な老後が始まる」と楽しみにしている会社員。彼の夢は「妻との温泉旅行」というささやかなものでした。しかし、長年家計を配偶者に任せきりにしていた結果で、老後設計が大きく狂ってしまうケースもあります。40年以上節約を続け、家族のために働いてきた64歳男性を襲った、思いもよらぬ現実とは? 見ていきましょう。

40年間「真面目一筋」だった男の誤算

神奈川県内の食品メーカーに勤める吉崎さん(仮名・64歳)は、新卒入社以来40年以上、脇目も振らずに働き続けてきました。32歳で結婚し、妻は専業主婦に。長女と長男を育て上げ、絵に描いたような「サラリーマン人生」を歩んできたのです。

 

50代半ばには年収約820万円に達しましたが、吉崎さん自身のお小遣いは月4万円。仕事には自らおにぎりを握り、水筒を持参。趣味といえば近所の散歩と図書館の歴史小説を読むぐらいで、お金のかかる贅沢とは無縁の生活でした。

 

60歳で再雇用となり、年収が約450万円まで落ち込んでも、「あと少し頑張れば、穏やかな老後が待っている」と自分を奮い立たせてきました。

 

吉崎さんが描いていたリタイア後の夢は、ささやかなものでした。朝はアラームをかけずに、時間を気にせず起きて、時々は妻と2人で、のんびり温泉旅行や美術館巡りをすることです。

 

住宅ローンも間もなく完済、子どもたちも独立。65歳で会社を辞めれば、ようやく自由な時間が始まる。そう信じて疑わなかったのですが――。

 

次ページ夕食後に差し出された、まさかの「通帳残高」

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧