(※画像はイメージです/PIXTA)

自信を失う瞬間は誰にでも訪れます。周りと比較したり、目標に届かなかったり、否定され続けて自己評価が下がり、無気力になってしまうことも。しかし、本当の自信は他人の評価ではなく、自分の心に「芯」を通すことから生まれます。沼田法海氏の著書『信じること 人生を切り拓く知恵』(幻冬舎メディアコンサルティング)より詳しくみていきましょう。

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心に芯が通れば自信をもって振る舞えるようになる

生きていれば、一度は自信を失ったという経験が、きっと誰にでもあるはずです。自信があるときは、どんな状況におかれていたって、自分を信じて前向きに取り組むことができるのに、自信がなくなると、自分のおかれた状況や環境がまるで別世界のように感じられてしまいます。

 

自信を失うと「自分はなんてダメな人間なんだろう……」と自己嫌悪に陥り、無気力でやる気が出ない状態になります。また、自分の行動や考え方にも自信をもてなくなってしまい、「自分にはできない」「他人より劣っている」と、物事をすべて悪い方向に考えてしまい、新たな挑戦ができなくなるのが普通です。ネガティブな感情にとらわれすぎてしまうと、誰でも落ち込む期間が長くなり、立ち直るのにも時間がかかってしまいます。

 

人生には、自信を失う要因がところ構わず転がっています。日常の些細な出来事もあれば、誰かに否定されたとき、仕事やプライベートにおけるトラブルなど、さまざまな局面で自信は揺るがされてしまいます。また過去の失敗やトラウマ、悩みや不安が重なることで、突然、自信を喪失することもあります。

 

ただ、シンプルに人間の心の大もとをたどっていくと、自信を喪失してしまうのには大きく3つの原因が考えられます。

 

まず1つ目は、他人と比べてしまうことです。周りと比較し、自分は劣っていると感じたときに、自信が揺るぎます。例えば、会社で同期が自分よりも先に出世したり、後輩が自分よりも成果を出したりすると、落ち込んでしまいがちです。また、周りに優秀な人がたくさんいると、「自分も早く結果を出さないと」と、大きなプレッシャーを感じてしまいます。そんなとき、なかなか思うような結果にならないと、さらに自信を失うことになります。

 

2つ目は、努力をしているのに目標や夢を達成できていないときです。高い目標であれば、達成できずとも今の自分の状態を受け入れられますが、「できる」という自信があった目標は、期待があった分、ショックはさらに大きくなります。また、いくら努力をしても目標に届かなかった場合には、自分の能力に限界を感じ、無気力になってしまうかもしれません。

 

そして3つ目が、周りから否定され続けている状況です。頑張って作ったものを「これじゃダメ」と突き返されたときや、自分の仕事ぶりに対して「なんでこんなこともできないの?」と非難されたときには、自分のすべてを否定されたような気になってしまいます。人間は、否定的な言葉をかけられ続けると、どんどん自信をなくしてしまうのです。

 

 

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※本連載は、沼田法海氏の著書『信じること 人生を切り拓く知恵』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋したものです。

信じること 人生を切り拓く知恵

信じること 人生を切り拓く知恵

沼田 法海

幻冬舎メディアコンサルティング

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