富裕層にも、富裕層を目指す人にも読んでほしい
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本当の意味での幸せ
今まで自分勝手に振る舞ってきたことで、かえって自由を失ってしまった女性がいました。しかし、彼女は家族や周囲との関わりのなかで、感謝と気づきを得ることができ、本当の意味での自由と幸福を手に入れることができたのです。
身勝手な行動を反省…幸せな自分の家庭を手に入れた
高校を卒業して就職をした私は、会社に通勤するために両親に中古の軽自動車を買ってもらいました。しかし1年くらいすると、新車の普通車に憧れる気持ちが強くなり、知り合いのお店でローンを組んで新しい車を手に入れました。
しかし、家族からは「軽自動車も悪くないし、せっかく買ってあげたのに」と猛反対されてしまいました。それでも私は言うことを聞きませんでした。当時の私には家族を大事にする心がなかったのだと思います。
それから仕事は3年半で辞めてしまいました。良い会社でしたが、新しい上司とぶつかってしまったことで、大して我慢もせずに辞めてしまったのです。実は、姉も、私と同じように就職先で嫌な目にあっていました。しかし姉のほうは、辞めずに頑張っていたのです。その一方で私は自分勝手に退職してしまいました。
そのあとゴルフ場の受付で働いたものの、給料は3分の2、ボーナスは半分以下になりました。また、家から十分に通える場所だったのに、自由になりたくて家族の反対を押し切って会社の寮に入ったのです。自分勝手に自分の好きなことばかりしていた私は、家族からの信用を失い、逆に生きづらくなっていました。その結果、経済的にも苦しく、寂しい思いもすることになってしまいました。
ある日、何回か転職を重ねた末、仕事をまた辞めようと思ったタイミングで、見兼ねた友達が人生を変える縁をつないでくれました。そこで住職に言われたのが「自分勝手な辞め方はしないほうが良い」という教えです。同じ「辞める」でも良い辞め方と悪い辞め方があるということを、そこで初めて知ったのです。
今になって考えてみると、それまで自分勝手に辞めることを繰り返してきたために、だんだん良くない会社にしか勤められないようになっていました。気がつけば、最終的には多額の借金を抱える会社にしか、雇ってもらえなくなっていたのです。
それから私は法ノ宮で物事の考え方の基本を学び、良い方との出会いもあり、めでたく結婚もしました。今では自分のことばかりを考えず、家族一人ひとりの心が穏やかでいられるようにと努めています。夫は日頃から我慢している私のことを、よく気遣ってくれ、信頼してくれています。また、娘もよく手伝いをしてくれ、助けてくれるんです。
自分が自由に、そして幸せになるためには、まず周囲の人のことを優先して考えなければならない……身勝手な行動の末、自分を苦しめていた過去の自分があったからこそ、この大切な気づきを得ることができたのだと今では思います。
Dさんは、大切な人のために我慢をしているからこそ、自分が自由をしても家族は不満に思わず、自分自身も楽しく過ごせるのだと感じていると言います。自由を得るためには、まずは自分から犠牲になることが大事なのだという法ノ宮の教えを実践した彼女は、大きな幸せをつかんだのです。
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