国になんて1円も残す気はない、死ぬまでに全部使い切るぞ!…資産8,000万円の60歳会社員、誰もが羨むリタイア生活に満面の笑みも、わずか8年後に老後破産危機へ転落したワケ

国になんて1円も残す気はない、死ぬまでに全部使い切るぞ!…資産8,000万円の60歳会社員、誰もが羨むリタイア生活に満面の笑みも、わずか8年後に老後破産危機へ転落したワケ

老後資産の準備は多くの人が抱える課題です。一方で、資産は十分あり普通にしていれば一生安泰で暮らせるはずが、なぜか数年後にピンチに陥ってしまう……。こんなケースもあるようです。見ていきましょう。

世間の人はどれぐらい資産を持っている?

老後に向けてお金をしっかり準備しておくことは大切です。しかし、若い時には収入がなかなか上がらず、結婚・出産をすれば生活費や教育費、マイホームのローンを支払うなど、想像以上に貯金をすることは難しいものです。

 

では、世間の人はどれぐらい資産を保有しているのでしょうか。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」によると、金融資産を保有している世帯の平均資産額は、単身世帯1,492万円、2人以上世帯で1,758万円。一方、中央値は単身世帯500万円、2人以上世帯715万円となっています。ここでいう資産には、預貯金のほか株式や投資信託、保険なども含まれます。

 

また、これを世帯主の年齢別で見ると、定年が近づく50代では平均値2,588万円、中央値745万円。60代では平均値2,588万円、1,200万円です。なお、著しく大きな数字があると平均値はそれに引っ張られて高くなるため、中央値も併せて見ることが必要です。

 

思ったより多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれです。また、たとえ資産が多くてもローン返済を抱えている人などもいるでしょう。こうしたデータを見ると一喜一憂しがちですが、その意味はあまりないといえます。

 

また、仮に老後資金があきらかに十分な額であっても、お金の使い方や予期せぬ事態によって、危機に陥る可能性もあります。例えば、こんなケースです。

 

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