市場では利下げ観測後退も、注目されるFRB理事の発言
FOMC議事要旨(2024/12/17、18開催分)では、最近の予想を上回るインフレ率などを踏まえて、追加利下げペースを緩やかに修正すべきとの認識が示される一方で、ウォラーFRB理事からは、「インフレ率は中期的に2%目標に向かって進展を続け、さらなる利下げが適切になる」との考えが示されました。
市場では利下げ観測が後退しているだけに、ウォラーFRB理事が指摘するように、12月のCPIでインフレ率が2%に向けて低下する確信が得られれば、市場では再び利下げを織り込む動きが広がる可能性があります(FF金利先物が織り込む政策金利見通しは図表4参照)。
東京海上アセットマネジメント
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※本記事は東京海上アセットマネジメントの「TMAMマーケットウィークリー」の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が文章を一部改変しております。
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