今週は、日米金融政策決定会合に注目
今週は、日米金融政策決定会合に注目しています(図表1)。
日銀は金融政策決定会合で政策金利(無担保コールレート)を据え置く公算が大きいとみられます。市場が織り込む今会合での利上げ確率は、4月に入って一時7割程度まで上昇したものの、日銀からの積極的な発信がなかったことや据え置きを示唆する報道を受けて、足もとで急低下しています(図表2)。
市場の関心は、すでに次回6月会合での利上げの有無に移っており、今回公表される展望レポートや植田日銀総裁の記者会見で利上げを示唆するヒントが示されるかに注目が集まっています。
会見では、緊迫化する中東情勢が「景気・物価の基調」や、「経済・物価見通しが実現する確度」に与える影響について、総裁がどのような見解を示すかが焦点となります。
特に、政策金利の据え置きに反対する政策委員が増えた場合(前回3月は高田委員が反対)や、展望レポートにおける物価のリスクバランスについて上振れリスクの方が大きいとの判断になった場合には、6月利上げ観測が一段と強まることになります。
FRB、早期利下げに慎重姿勢強める
FOMCでは、政策金利を現行の3.50%~3.75%で据え置くことが確実視されています。市場が織り込む利下げ確率はほぼ0%程度となっており(図表3)、市場の関心は年内の利下げ開始時期がどこまで後ずれするかに移っています。
足もとでは底堅い雇用に加え、中東情勢によるインフレ再燃リスクから、FRB高官からは利下げに慎重な発言が相次いでいます。記者会見でもパウエルFRB議長は、中東情勢の緊迫化が雇用や物価に与える影響を見極める必要があるとして、早期利下げには慎重な姿勢を改めて示すとみられます。
東京海上アセットマネジメント
※当レポートの閲覧に当たっては【ご留意事項】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【米ドル円】4月最終週の為替相場にインパクトを与える「重要な経済指標」【解説:東京海上アセットマネジメント】』を参照)。
※本記事は東京海上アセットマネジメントの「TMAMマーケットウィークリー」の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が文章を一部改変しております。
※全文は「TMAMマーケットウィークリー」をご確認ください。
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