7月17日の日経平均株価は、前日の米株高を受けて朝方上昇しましたが、買い一巡後は上昇幅を縮小、後場に入ると前日比マイナスに転じる軟調な展開となりました。米バイデン政権が対中半導体規制の強化を検討しているとの報道を受けて、東京エレクトロン〈8035〉をはじめ、アドバンテスト〈6857〉やレーザーテック〈6920〉といった半導体関連銘柄が売られ、日経平均株価は前日比177.39円安の41,097.69円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが167銘柄、値下がりが56銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、レーザーテック〈6920〉、ディスコ〈6146〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、信越化学工業〈4063〉、テルモ〈4543〉、オリンパス〈7733〉、KDDI〈9433〉、HOYA〈7741〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億8,600万株、売買代金は4兆4,302.74億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、繊維製品、不動産業、建設業、精密機器、パルプ・紙などが上昇した一方、電気機器、保険業、海運業、鉱業、その他製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がヤマシンフィルタ〈6240〉で+66円(+13.81%)の544円、2位がセルソース〈4880〉で+176円(+12.46%)の1,588円、3位が東宝〈9602〉で+543円(+11.97%)の5,079円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が日本マイクロニクス〈6871〉で-640円(-8.83%)の6,610円、2位がヨシムラ・フード・ホールディングス〈2884〉で-143円(-8.39%)の1,562円、3位が東京エレクトロン〈8035〉で-2,690円(-7.46%)の33,390円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは124銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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