(※画像はイメージです/PIXTA)

年収1,000万円は、サラリーマンにとって一つの到達点といえます。とはいえ…。「高給取り」の実情を見ていきましょう。

「年収1,000万円超えプレイヤー」はどこに住みたいか

株式会社Modern Standardが発表した、『年収1,000万円超えプレイヤーが選んだ「住みたい街ランキング2024 by Modern Standard』の結果は下記のとおりだ。

 

1位・・・勝どき(中央区)

2位・・・白金(港区)

3位・・・三田(港区)

 

その後、4位「赤坂(港区)」、5位「西新宿(新宿区)」、6位「海岸(港区)」、7位「広尾(渋谷区)、8位「六本木(港区)」、9位「南青山(港区)」、10位「神宮前(渋谷区)」と続く。

 

1位の勝どきは昨年の6位から5ランクアップ。駅直結の『勝どきビュータワー』、日本最大規模のツインタワー『THE TOKYO TOWERS』が有名だが、この数年でこれまたツインタワーの『DEUX TOURS』、THE TOKYO TOWERSの対面に『ザ・タワー』、駅直結で商住複合の『パークタワー勝どき』が完成している。

 

近頃話題を集めているのは『ザ・豊海タワー マリン&スカイ』。2026年に竣工予定で、海を目の前に望む贅沢なロケーションにある。勝どきをはじめ、ベイエリアの人気は今後も続きそうだ。

 

2位の白金には「白金ザ・スカイ」「アトラスタワー白金レジデンシャル」など、新たなタワマンが誕生している。タワマン人気を改めて実感できる結果となった。

 

さて同調査は、Modern Standardに掲載された東京23区の賃貸物件のうち、年収1,000万円以上の物件成約者数をエリアごとに集計したものである。「年収1,000万円超えプレイヤー」はどんな職業に就いているのだろうか?

 

国税庁『令和4年分 民間給与実態統計調査』によると、所得税納税者を対象に「給与所得1,000万円以上」と申告している人は、275万人ほど。全体の5.4%になる。

 

ちなみに厚生労働省『令和元年 賃金構造基本統計調査』によると、平均年収が1,000万円を超える職種は129職種のうち3職種。「航空機操縦士」「医師(勤務医)」「大学教授」と、名を見ただけで高給取りとわかる職業が並ぶ。

 

年収の天井は計り知れないが、「年収1,000万円」というのは日本のサラリーマンが憧れるひとつの目標といえよう。煌びやかな街のタワマンで暮らし、悠々自適な勝ち組生活……と思いきや、実はそうでもない。年収1,000万円の手取り額を見ると実態が明らかとなる。

 

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