「冷たいばあちゃんで、ごめんね」…〈年金月23万円〉66歳女性、周囲の“孫フィーバー”に曇る笑顔。息子一家の帰省にも「口に出せない本音」

「冷たいばあちゃんで、ごめんね」…〈年金月23万円〉66歳女性、周囲の“孫フィーバー”に曇る笑顔。息子一家の帰省にも「口に出せない本音」
(※写真はイメージです/PIXTA)

「孫はとにかく可愛いもの」……世間にはそんな見えない同調圧力のようなものが見え隠れしています。しかし、すべてのシニアが“孫ファースト”なわけではありません。実際には、体力的な気疲れや経済的負担から、子ども世代との距離感に悩む人も少なくないのです。見ていきましょう。

「月1回の来訪」がぶっちゃけ苦痛…66歳女性の本音

神奈川県在住の加代子さん(仮名・66歳)は、夫の正志さん(69歳)と2人暮らし。年金額は2人合わせて月約23万円。コツコツ貯めた貯蓄も2,800万円ありますが、長生きを見据えて堅実に暮らしています。

 

そんな加代子さんの最近のモヤモヤは、友人たちとの温度差です。

 

友人A:「来週も孫が泊まりに来るの。もう可愛くておもちゃ買いすぎちゃって。見て、この写真。また大きくなったの」


友人B:「うちなんて名古屋だから、ホテルのパック取って毎月会いに行ってるわ! 加代子さんたちが羨ましい。しょっちゅう会えるんだもの」

 

加代子さん:「(笑顔で合わせつつ)そうね、可愛いわよね……」

 

――内心、加代子さんは溜息をついていました。35歳の長男には、5歳と2歳の孫がいます。息子夫婦は親孝行のつもりで毎月のように孫を連れて帰省してきますが、言葉を選ばずにいえば“ありがた迷惑”でした。

 

ケガをさせちゃいけない」と神経をすり減らし、お嫁さんへの配慮から子育てに下手なことは言えず、去ったあとはドッと疲労感が残るだけ。「口には出せませんが1年に1度、お正月くらいで十分」と零します。

 

けれど、周囲の“孫フィーバー”を見るたびに、「私に愛情が足りないのか」と罪悪感に苛まれていました。

 

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