あなたにオススメのセミナー
東京の暮らしを豊かにする情報満載のWEBメディア「TOKYO@14区」
ほかの記事も読む(外部サイトに遷移します)>>>
高層階の住民の心停止〈生存率は0%〉というデータも
2016年と少し古いのですが、カナダの医学雑誌『カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャーナル(CMAJ)』に興味深いレポートが掲載されました。
タイトルは「Out-of-hospital cardiac arrest in high-rise buildings: delays to patient care and effect on survival」(高層ビルでの病院外心停止:患者ケアの遅れと生存への影響)というものです。
これによると、トロント市などにおいて心停止で救急搬送された患者8,216人のうち、生存して退院できたのは低層階の住民の方が多かったとされています。
2階以下の住民の生存率は4.2%、3階以上では2.6%という統計でした。しかし、16階以上の住民の生存率だけを抜き出すと0.9%、25階以上では生存率は0%という衝撃の結果となっています。
救急隊の到着の遅れが生存率に大きな影響があるということです。
もちろん外国での調査であるため日本のタワーマンションとの構造上の違いや救急隊員の熟練度の違いもあるかもしれませんが、高層階で急性心筋梗塞や脳卒中を発症した場合に命が助かる確率が著しく低くなるのは否めません。
心筋梗塞は朝8~11時頃が「発作をおこしやすい魔の時間帯」としてよく知られていて、それはタワマンにおいて、エレベーターが混む時間帯と重なります。これはタワーマンションにリタイア世代が住むことの大きなリスクといえるでしょう。タワーマンションを購入する前に冷静に検討すべきポイントです。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】