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30代の外資系サラリーマンが「港区」に土地を買ったワケ
エネルギー事業関連の外資系コンサルティング会社に勤める清水智哉さん(仮名/30代)は、東京都港区に土地を購入した。すでに投資用物件を2棟持っているが、今回は「土地から一棟投資」をやりたいと土地を探していたと言う。なぜ一棟投資にこだわったのだろうか。
「建築の造詣が深いわけではありませんが、所有する以上、上物のデザインにこだわりたいという思いがありました」
一棟投資では土地に見合った使い勝手を熟慮しなければ継続的な収入が見込めなくなる。港区に絞って土地を探したそうだが、理由はどこにあるのだろう。
「ターゲットを外国人やモデルなど、暮らしにセンスを求める人と決めていました。だから周囲の環境はモダンなオフィスやおしゃれな店舗が多くないと困る……そこで港区に絞って不動産関連のサイトをちらちら見ていました。で『ここいいぞ!』と思ったところの担当が、たまたま以前からお世話になっている不動産会社だったので、即、連絡をとりました」
上物へのこだわりが強いと建築費で予算オーバーするケースがあるがどうクリアしたのだろうか。
「建築素材のコスト削減を考え、大手以外に頼んでいます。デザインにこだわるといっても、特徴がありすぎると売却時の資産価値に関わるので、奇抜なデザイナーよりも地に足がついたセンスのいい建築士を不動産会社の担当を通して紹介してもらいました」
相当な投資額となるが融資については、不動産会社の担当者が適切に動いてくれたという。
「不動産投資で最大の難関は融資してくれる金融機関です。
今後も不動産投資への増資を考えているとか?
「すでに4棟目を紹介いただき検討しています。3棟目でかなり高額な家賃収入が見込めるので勢いに乗っています。利回りを考えると経済を鑑みて購入をするのが良いとされますが、私はとにかく早い時期、若いうちにスタートダッシュするのが不動産投資で勝つ秘訣と感じています。自分と考えの合う営業マンに出会えると、投資も人生も良い方に向かうのかもしれません」
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