親から30万ドル借りてAmazon創業…投資家「倒産の可能性は70%」→3年後にはIPO達成で大成功!「ジェフ・ベゾス」が世界一の億万長者となったワケ

親から30万ドル借りてAmazon創業…投資家「倒産の可能性は70%」→3年後にはIPO達成で大成功!「ジェフ・ベゾス」が世界一の億万長者となったワケ
(※画像はイメージです/PIXTA)

ジェフ・ベゾスは、Amazonの創設者です。親から30万ドルを借りてAmazonを創業したベゾスは、当初、投資家から「70%の確率で倒産する」と言われていました。しかし、3年後にはIPO(株式公開)を達成し、破竹の勢いで企業を成長させます。いまや世界一の億万長者であるベゾスの成功理由をみていきましょう。

なぜジェフ・ベゾスは宇宙を目指すのか?

ここまで見てきたように、ジェフ・ベゾスは先見の明に長けており、大胆な決断と行動を繰り返してきたことで世界一の億万長者になりました。しかしジェフ・ベゾスはそれだけではなく、有人宇宙飛行事業を行う「ブルー・オリジン」を創業し、自身でも宇宙旅行を成功させています。

 

なぜ、ジェフ・ベゾスは宇宙を目指しているのでしょうか? 有り余るほどのお金を使うために宇宙事業に手を伸ばしていると考える人もいるかもしれませんが、ベゾスはしっかりとした考えのもとで宇宙事業を進めています。その考えとは「いつか地球の資源は枯渇するため、その前に宇宙で生活ができるようにする」というものです。

 

(※画像はイメージです/PIXTA)
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増え続けるエネルギー消費量

世界的なエネルギー使用量は毎年3%増えています。「たった3%なら大丈夫そうだ」と感じるかもしれませんが、何十年ものあいだ3%ずつ増えていけば、膨大なエネルギーとなります。複利で増加し続ければ、人間のエネルギー消費量は25年ごとに倍になっていくのです。

 

このような背景もあり、昨今ではSDGsやESG投資、再生可能エネルギー、サステナビリティ、といったキーワードをよく目にするようになりました。しかし、いくらSDGsや再生可能エネルギーが普及したとしても、地球環境が悪化するスピードを減速させられるだけで状況がよくなることはありません。

 

エネルギー効率がよくなるほど使用量が増える

昔であれば明かりに使用していたのはロウソクですが、それが灯油ランプになり、白熱灯、LEDとエネルギー効率は飛躍的によくなりました。また、50年前は飛行機でアメリカを横断するのに必要な燃料は1人当たりおよそ410リットルでした。それが現在であればおよそ90リットルで済むため、これは驚異的な進化といえるでしょう。

 

このように、照明であれ移動手段であれ、効率が上がると人類はさらにエネルギーを消費するようになります。ロウソクや水が貴重な時代であれば大切にロウソクを使っていましたが、いまや日常生活で、電気や水を使っていないときにまで点けっぱなし、出しっぱなしにしていることは少なくありません。このように、人間はエネルギー効率がよくなるほどエネルギーを消費していくのです。

 

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