(※画像はイメージです/PIXTA)

主食1食分で1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる「完全栄養食」として有名になった「ベースブレッド」。開発を手掛けるBASE FOOD社は、商品販売からわずか4日で2,500食を完売する大ヒット商品を生み出した、いま注目の企業です。本記事では、同社における経営戦略の中身について解説します。

完全栄養食「BASE FOOD」とは?

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BASE FOOD社について解説する前に、まずはBASE FOOD社が開発・提供する「BASE FOOD」について簡単にみていきましょう。

 

「BASE FOOD」は雑誌・日経トレンディの企画「2021年ヒット商品ベスト30」にも選出されており、注目を集めている完全栄養食です。完全栄養食と聞くと宇宙食のような味気ないものとか、ゼリー状の特別な食品、サプリメントといったものをイメージするかもしれません。

 

しかし、「BASE FOOD」は、パンやクッキー、パスタなどで、「日常的に、おいしく」食べられる点が特徴です。しかも、1食につき1日に必要な栄養素の3分の1をとることができます。

「遊び半分」で事業をスタートしたBASE FOOD社

(※画像はイメージです/PIXTA)
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いまでこそ累計販売食数が1,500万食を超えスタートアップ企業として注目されるBASE FOOD社ですが、その始まりは「遊び半分」でした。BASE FOOD社の代表取締役社長・橋本舜氏はもともとはDeNAで新規事業開発を担当していましたが、「誰でも簡単に栄養をとれる主食をつくりたい」と考え、本業の傍ら、「ベースパスタ」の開発を始めます。

 

もともとは好奇心から始めた完全栄養食作りですが、当初は健康志向の料理本に載っている「ビタミンCが豊富な食材ベスト10」といった情報をもとに、ランキング上位の食材をすべて麺に練り込んでみたといいます。しかし、こうしてできた試作品はかなり不味く、成功とはいえませんでした。

 

100回以上の試作を重ね、商品化へ

橋本氏は100回以上の試作の後、ようやく商品化にこぎつけ、2016年に独立してBASE FOOD社を創業。4日で2,500食を完売して在庫切れになるほどの人気となりました。当初は2人体制で進めていたものの、販売を始めてから3ヵ月で6名に増え、現在の従業員数は19名と少数精鋭で事業活動を続けています。

 

また、当初は1食540円での販売でしたが、いまでは定期購入によって1食350円で提供しています。橋本舜氏は、値段が高いままだと一部の人にしか普及しないと考えて、値段を抑える工夫をしました。商品の値段を下げるには販売数を増やす必要があり、そのためには広く知られることが重要だと考えたのです。

 

メディアへの露出を増やすためにプレスリリースなどのPRにも力を入れていきました。そのおかげもあって知名度は上昇。現在は「ベースパスタ」を1食350円に抑えることに成功しています。

 

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