なぜこんなにも差がついたのか…「米国は好景気、中国は大不況」アフターコロナに差をつけた、中国の大きな過ち

なぜこんなにも差がついたのか…「米国は好景気、中国は大不況」アフターコロナに差をつけた、中国の大きな過ち
(画像はイメージです/PIXTA)

香港在住・国際金融ストラテジストの長谷川建一氏(Wells Global Asset Management Limited, CEO)が「香港・中国市場の今」を解説していきます。

香港ハンセン指数は続落

ハンセン指数20,529.49 pt (▲1.71%)
中国本土株指数 6,925.07 pt (▲1.97%)
レッドチップ指数 4,040.85 pt (+0.41%)
売買代金1,111億8百万HK$(前日1,120億6百万HK$

 

21日の香港市場は、新規材料に乏しく、ハンセン指数は終日下げ続け、前日比1.71%安の水準まで下げた。

 

ハイテク株で構成されるハンセンテック指数は前日比3.56%安と大幅反落した。ITネット株が総じて安く、Eコマースの京東集団(9618)は8.5%安、動画投稿アプリの快手(1024)は6.3%安、高性能データセンター開発の万国数拠(9698)は5.3%安、ソフトウエア開発の明源雲集団(0909)は5.2%安と下げた。

 

主要銘柄も昨日の買いから反落し、インターネット検索の百度(9888)は4.8%安、アリババ(9988)は4.2%安、インターネットサービスのテンセント(0700)は4.0%安だった。


一方で、中国本土株市場では、上海総合指数は前日比0.49%高の3,306.52と続伸、CSI300は同0.26%高の4,144.35で引けた。

 

 

長谷川 建一

Wells Global Asset Management Limited, CEO/国際金融ストラテジスト<在香港>

 

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