「仕事はあってもお金はない」…アメリカ国民が悲鳴を上げる「次世代貧困」の正体。失業率の低さがもたらす、深刻な事情

「仕事はあってもお金はない」…アメリカ国民が悲鳴を上げる「次世代貧困」の正体。失業率の低さがもたらす、深刻な事情
(画像はイメージです/PIXTA)

香港在住・国際金融ストラテジストの長谷川建一氏(Wells Global Asset Management Limited, CEO)が「香港・中国市場の今」を解説していきます。

香港ハンセン指数は4日続落

ハンセン指数 20,812.17 pt (▲1.43%)
中国本土株指数 7,018.14 pt (▲1.30%)
レッドチップ指数 3,947.77 pt (▲1.46%)
売買代金1,123億1百万HK$(前日976億7百万HK$

 

15日の香港市場は前日の米国市場でのインフレ高進による不透明な環境からハンセン指数は終日マイナス圏で推移し、前日比1.43%安と4日続落した。中国・香港市場では景気持ち直しの期待も高いが、材料出尽くし感も否めず売り優勢の相場が続く。


ハンセン構成銘柄では4銘柄を除いて72銘柄が下落と軟調の動きとなり、本土不動産株が下げを牽引した。不動産サービスの碧桂園服務(6098)は5.7%安、不動産開発の碧桂園(2007)は5.6%安、中国海外発展(0688)は4.6%安、不動産管理会社の華潤万象生活 (1209)は3.6%安と反落した。

 

ヘルスケア関連株も下落し、オンライン医療の京東健康(6618)は4.6%安、平安健康(1833)は4.3%安、阿里健康(0241)は2.4%安だった。

 

主要銘柄も乏しい動きとなり、保険大手の中国平安保険(2318)は2.7%安、AIA(1299)は2.5%安、Eコマースのアリババ(9988)は1.4%安、フードデリバリーの美団(3690)は1.2%安、香港取所(0388)は1.3%安、HSBC(0005)は1.1%安だった。

 

中国本土株市場は上海総合指数は前日比0.39%安の3,280.49、CSI300は0.52%安の4,123.69だった。

 

 

長谷川 建一

Wells Global Asset Management Limited, CEO/国際金融ストラテジスト<在香港>

 

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