「視える化」は、人に説明する際のビジュアル・エイドとして有効なだけではありません。「自身の思考を促進する」うえでも、不可欠な考え方なのです。
また、「空白があると埋めたくなる」といった心理特性が人間にはあるため、脳内で停滞した思考が、フレームによって解消するといった効果も期待できます。
加えて、今度は心理学ではなく運動科学的な側面から話をしてみましょう。人間の視線は、枠があるとその枠内に留まりやすくなります。視線が定まると、それだけ意識も集中しやすくなるはずです。
その結果、途中で逃げずに最後まで集中して「考え抜く」ことを、フレームがサポートしてくれる。そんな作用も期待できるのです。
2021年に『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳/新潮社)という本が大ベストセラーとなったおかげで、多くのビジネスパーソンが現代はかつてなく集中力を維持することが困難な時代だと認識するようになりました。
「フレームによる視線・意識・思考の集中」効果は、こんな時代だからこそ、その効果をこれからますます実感しやすくもなっていくはずです。
浅田 すぐる
「1枚」ワークス株式会社代表取締役
「1枚」アカデミア・プリンシパル
動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰
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