(※写真はイメージです/PIXTA)

受験勉強ではライバルが見えないとやる気も湧かないし、勉強をする気にもならないものです。それでも「自称進学校」で学ぶ生徒は、日本中の見えない敵を相手に日々研鑽を重ねていたといいます。9浪して27歳で早稲田大学に合格した濱井正吾氏が著書『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

先を丸めた鉛筆の使い道は?

▶「文房具」鉛筆を全部尖らせる/重要度★★★☆☆

一人ひとりの個性が尊重される多様性の時代になりました。突出した個性をアピールし、差別化するためには尖らせた発信をしていく必要があります。

 

ネット上に過激なコンテンツが溢れるようになってきていますが、若い人こそ大人社会のルールや固定観念に縛られずに、尖らせてガンガン冒険してほしいと思います。

 

でも人間は尖っても、鉛筆は全部尖らせないようにしましょう。

 

私はいつもマーク式の試験を受けるとき、シャーペンか尖らせた鉛筆で選択肢を塗り潰していました。でも、細い芯ではマーク全体を塗り終えるにはとても時間がかかりもっいないな……とも思っていました。そう思っていたときに横にあった尖らせた鉛筆を丸めて使ってみると、驚くほど早くマーキングをすることができたのです。

 

それから私はシャーペン・尖った鉛筆と一緒に先を丸めた鉛筆を数本用意しておく習慣をつけました。他にも、消しゴムを消しやすいように、常にハサミでカットして四角い形にしておいたり、消しゴムや鉛筆削りを落としたときに人を呼ぶ時間がもったいないのでそれぞれ2個置いたりと限られた時間を削る工夫を惜しみませんでした。

 

センター試験初期から末期にかけて問題の量が激増し、共通テストに変わってからさらに増えたことは以前の項目でも触れましたが、これからの試験は情報処理能力が問われるようになり、1分1秒のロスが命取りになります。

 

そんな少しでも時間を削減したい……という人のために私が実践していたこの技を伝授します。少しでも役立てていただければ幸いです。

 

濱井 正吾
9浪はまい

 

 

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本連載は濱井正吾氏の著書『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、再編集したものです。

浪人回避大全

浪人回避大全

濱井 正吾

日本能率協会マネジメントセンター

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