(※写真はイメージです/PIXTA)

築古の戸建を再生した場合、利回り15%程度は都市部でなければ取れるエリアが多いといいます。価格が下がりにくく、高利回りで回収も早く、損しにくい投資です。大津社長(若杉龍志)が著書『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)で解説します

築古の戸建の利回りは15%程度は取れる

②実績を積む

スルガ銀行のかぼちゃの馬車問題があった2018年以降銀行融資が厳しくなっています。特に不動産初心者の会社員は難しいです。

 

属性などにもよりますが、未経験者がいきなり一棟モノ投資を始めたいと申し込んでも私が広瀬すずと結婚することと同じぐらい難しいです。

 

しかし、1戸でも戸建で経験を積んでいると心証はかなり良くなります。また1戸目は現金購入をお勧めします。

 

資金がない方は頑張って貯めましょう!

 

共同担保(次回物件を購入する際に、担保設定する)に使えるので、次回一棟モノに移行する際にも強い武器になります。

 

③失敗しにくい

基本的に土地値以下で購入できます(頑張って土地値-解体費以下で購入しましょう)

 

土地は時間が経過しても価値は減少しません(土地値の変動はありますが)。

 

また築古の戸建を再生した場合、利回り15%程度は都市部でなければ取れるエリアが多いです。そのため、価格が下がりにくいので、高利回りなため回収が早く損しにくい投資だと思います。

 

これらの3要素から築古戸建投資を推奨しており、まずは築古戸建から挑戦しましょう。

 

基本的に儲けようという気持ちよりも損しないようにするという姿勢が儲けにつながると思います。損しなければ儲かっています!

 

上記などを踏まえて、各不動産投資の種別でメリットデメリットを解説します。

 

戸建のメリット

●投資額が少ない
●土地の割合が多いので、銀行評価が出やすい
●全部所有しているので、自由に修繕などができる
●規模が小さく小資本から始めることができる
●問題入居者や事故物件など問題が起きた際、その戸建1戸だけの問題で済む
●共用部がなく管理が楽(1棟丸貸のため)
●実需への出口があるので高く売れる
●ペットOKにしやすい(他の入居者からクレームが来ない)
●騒音問題などのトラブルが発生しにくい

 

もちろん戸建投資にはデメリットもあります

 

●法定耐用年数が短い(木造22年=融資が短くキャッシュフローが残りにくい)
●金額が小さいので、銀行が乗り気ではない(信組信金など規模が小さい銀行のみがメイン)
●家賃収入に対する手間が大きい
●空室なので、家賃が入るまで時間がかかる(オーナーチェンジ除く)
●外壁・屋根の修繕が一棟モノに比べて1室あたりの部分が多いので単価が掛かる

 

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    本連載は大津社長(若杉龍志)著『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

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