富裕層にとって身近な相続トラブル。永田町司法書士事務所の代表司法書士、加陽麻里布氏は、身内同士の醜い争いを回避する方法が2つあるといいます。みていきましょう。

いざというときのために…今日からできる対策を

ここまで、相続対策の失敗事例や、相続トラブルの原因、その対策方法について解説してきましたが、改めて、相続対策の重要性についてお話しします。

 

相続対策は何から始めていけばいいのか。それは、不動産投資を始めることでもなんでもなく、やはり遺言書の作成、財産目録の作成です。

 

皆様それぞれお忙しく、相続対策に時間を割くことができない、という方も多いかと思いますし、自分はまだ40代だから大丈夫、とか、明日やろう、という風に考えている方もいるかと思います。

 

しかし人間いつ、どこで、どうなるかはわかりません。明日いきなり事故に遭って…といったこともあり得ます。もし本当にそうなってしまったとき、残される大切な家族のことを考えるのであれば、1日でも早く相続対策を講じるべきだと思います。

 

その相続対策というのは、不動産投資ではなく、やはりまずは遺言書を作ること、財産目録にプラスの財産とマイナスの財産、それぞれどれだけあるのか残すことだと思います。

 

これらの作成は、個人の力だけでは難しいこともあるため、ぜひ専門家の方にご相談していただき、今日からでも皆様に始めていただきたいと思います。

 

<<<相続トラブルを未然に防ぐためにできる対策【司法書士が解説】>>>

 

 

加陽 麻里布

永田町司法書士事務所

代表司法書士
 

 

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