(※画像はイメージです/PIXTA)

多くの国が新型コロナウイルスに関する「水際対策」を緩和してきており、今後、海外旅行や海外出張に行く人が急増すると予測されます。しかし、まだコロナ禍が収束したわけではなく、旅行中に感染し治療を受けなければならなくなるリスクが依然としてあります。そこで、そういう場合に備えるための「海外旅行保険」の重要性、無駄のない組み方や注意点について、解説します。

渡航先での提携医療機関が多い保険会社を選ぶ

次に、忘れがちなことですが、渡航先での提携医療機関が多い保険会社を選ぶことをおすすめします。

 

保険会社は世界各国の主要都市の医療機関と提携していますが、どの保険会社にも、提携医療機関が多いエリアと、手薄なエリアがあります。

 

渡航しようとする先の国・都市で多くの医療機関と提携している保険会社を選ぶことをおすすめします。

「クレジットカード付帯」の海外旅行保険の注意点

最後に、「クレジットカード付帯」の海外旅行保険の注意点についても触れておきます。

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償内容が決まっており、自分で組むことができません。

 

まず、絶対に必要な「治療・救援費用」「賠償責任」の補償内容が十分なものであるのか、必ず確認するようにしてください。

 

また、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。「自動付帯」であれば問題ありませんが、「利用付帯」の場合、海外旅行保険を使うには、たとえば、旅行に関連する何らかの費用をカードで支払うことなどの条件があります。

 

以上、海外旅行保険の必要性と組み方について解説してきました。当面の間、海外旅行や海外出張へ行く場合は、コロナ禍が収束していないなかでの渡航であることを忘れず、海外旅行保険をはじめとして、万全の備えをしたうえで、楽しんでいただきたいと思います。

 

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