遠すぎるゴールでは逆算できない
▶「目標設定」あまりにも学力が低いのに目標設定をする/注目度★★★★★
「ゴールまで逆算して目標を設定しましょう」
私は7浪目に個別指導の講師に数学の指導をお願いしていました。その個別指導の講師に私がずっと言われ続けていたことです。
理数系を食わず嫌いで放置したくなかった私は、8浪目までずっと理数系も勉強していたのですが、成績はあまり伸びませんでした。
この講師はとにかくゴールを意識させて、そこから道筋を組み立てようとする方で、週単位・月単位・年単位の計画を練るだけで1時間の指導時間を費やしたことがあります。
でも私はそんなことよりもまず、各教科の基礎を一通り教えてほしいと考えていました。一から勉強する、私のような話にならない学力の人は、最初はとにかく目標設定も何もせずにやってみるほうがいいと思うのです。ゴールが遠すぎたら逆算も何もできません。
私は6浪目のセンター試験で5教科7科目が39%だった人間です。こうした人間が1年で最難関大学を目指すのは無理があります。そんな人間にスケジュールを組ませたところで、達成できるはずがありません。絵に描いた餅もちに終わり、計画を組んだ時間が無駄になるだけです。実際、当時から貴重な時間を無駄にしている自覚がありました。
彼は7浪目のセンター試験のとき、僕を「どんな点数を取ってもいいので気楽に受けてきてください」という旨の言葉を私に投げかけました。しかし点数が49%だったと報告すると、彼は90分もかけて私に説教してきたのです。これがきっかけで、私はこの講師と決別しましたが、合わない個別指導講師との縁を切るのは早いに越したことはありません。
学力の低い人は、計画を組むよりもまずはがむしゃらにやるべきだと思います。
濱井 正吾
9浪はまい
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