(※写真はイメージです/PIXTA)

高い集中状態を長時間保つことは誰にも難しいものです。しかし、1日のうちに「仕事がはかどる時間帯」はそれぞれに存在します。集中しやすい時間に、「本気の30分」を計画的に作ってみてください。仕事がマンネリ化している場合には全体の効率アップにつながります。エグゼクティブコーチの大平信孝氏が著書『部下は動かすな。』(すばる舎)で解説します。

1日1回の「本気の30分」が人生を変える

▶セルフリーダーシップメソッド③「本気の30分」を毎日作る

最近、本気を出したことがありますか?

 

ずっと高い集中状態を保つことは誰にとっても難しいものです。ですが1日のうちで「仕事が捗る時間帯」が誰にでも存在します。私はこれを 「プライムタイム」と呼んでいます。これは、「早朝、昼前、夕方、深夜」など、人によって様々です。

 

ご自身にとって比較的集中しやすい時間に、ぜひ「本気の30分」をとってみてください。

 

もし、仕事がマンネリ化しているという場合には、アクセントをつけることで全体の能率が上がります。

 

オススメは、この時間帯に、「いちばん大事なこと」に本気で取り組むことです。

 

「ぶっとんだ目標」を実現するために、この時間を使えたらベストです。

 

「本気の30分」は、1日1回でいいので、ぜひ実践してみてください。時間帯とやるべきことが決まったらトップアスリートが大事な試合の本番に臨むくらいの気持ち・態度で本気を出しきってください。

 

その際、耳栓をしたり、タイマーを使ったりすれば、より本気を出しやすくなります。リモートワーク時に、「ロッキー」のテーマ曲をかけて本気の30分を継続している方もいます。

 

たとえ30分でも本気を出しきることができれば、「セルフリーダーシップを発揮できた」という達成感も得られ、タイムマネジメントの質も向上していきます。

 

大平信孝
株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役

 

 

※本連載は、大平信孝氏の書籍『部下は動かすな。』(すばる舎)から一部を抜粋し、再編集したものです。

部下は動かすな。

部下は動かすな。

大平 信孝

すばる舎

「部下が動いてくれない」「部下が一向に成長しない」「怒っても褒めてもうまくいかない」「チームが全然まとまらない」「リーダーとしての自信がない」… このような悩みを抱えるリーダーのあなたは、なんとかして部下・チ…

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