(※写真はイメージです/PIXTA)

オンラインを活用した学習は「いかに自分で自分を律してやりとおせるか」ということが問われます。コロナ禍でも、工夫次第でいろいろな学びができます。むしろ、この状況下こそチャンスだといいます。歯科医師の成田信一氏が著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)で解説します。

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コロナ禍でも工夫次第でいろいろな学びができる

そして、これからの時代に実践すべき語学学習法の二つめは、まさにオンラインでの学びです。幸か不幸かコロナ禍においては、会議や打ち合わせはもちろん、飲み会もオンラインで行うようになりました。もともと通信教育として、いつでも好きな時に視聴できるオンデマンド講座なども行われてはいましたが、コロナ禍でステイホームが叫ばれる中、ますますその需要が増してきているように感じます。

 

それに呼応するように、講座の種類も増えてきているようです。ですから、じっくり探してみれば、お子さんに合ったオンライン、あるいはオンデマンドの語学学習講座がきっと見つかると思います。もちろん、老舗のラジオ講座、テレビ講座を利用する手もあります。

 

ただし、こうした学習方法では、簡単にサボることができます。教室に行って先生の監視の下で行われる学びではないのですから、パソコンを開いて勉強しているように見えても、難なく別のこともできてしまいます。

 

そんな状況下で、サボることなく自分のやるべきことをしっかりできるか、自分との約束が守れるかが、ますます重要になってきます。

 

つまり、「いかに自分で自分を律してやりとおせるか」ということに尽きます。まさに「やり抜く力」が試されるわけです。いや、むしろ、「やり抜く力を養える勉強法」といってもいいかもしれません。

 

コロナ禍では、オンラインやオンデマンドにより、英語そのものを学ぶだけでなく、「自分で計画する力」「自分で決めたことをやり抜く力」を、“やりようによっては”つけることができるのです。

 

保護者の方も、数あるオンライン講座からご自身の興味あるものにチャレンジしてみてはどうでしょうか。そうして自らお子さんのお手本になってあげると、お子さんも誰から言われることなく、自律的な学びができるようになるかもしれません。

 

とはいえ、やはりいつの時代でも体験に勝るものはありません。海外への渡航が難しい状況が続くのであれば、国内で短期間でも「親元を離れる」ことを経験させるという方法もあります。語学も大事ですが、「自律」という視点でいえば、そうした経験もプラスになるに違いありません。どんな方法があるか、これからの戦略をお子さんと楽しみながら練ってもいいでしょう。

 

私は、コロナ禍でも、工夫次第でいろいろな学びができると信じています。むしろ、この状況下こそチャンスなのです。

 

成田 信一
自由が丘矯正歯科クリニック院長
歯学博士

 

 

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    ※本連載は成田信一氏の著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

    自分で考え、やり抜く子の育て方

    自分で考え、やり抜く子の育て方

    成田 信一

    プレジデント社

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