次年度の目標をクリアするための経営計画の総括
■年度の総括
年度終了後の総括は、次年度の計画にとって大切なものです。成果の確認と反省を行い、次年度はどのように対応していくかを検討してください。
まず目標利益計画について、売上、売上原価、売上総利益、一般管理費等、営業利益の計画を実績と比較して、どういう点がよかったかを成果として記載します。また、次年度はどういう点を見直していったらよいかを反省して記載します。
次に行動計画について、具体的行動内容が予定どおり完了したかどうかを記入します。もし完了していなければ、今後どのようにするのかを記載します。
最後に年度の総括として、経営計画全体について、その成果と反省を記載します。具体的には、経営目標に対してどの程度まで達成したのか、目標利益計画はどうであったのか、年間の主要施策は達成できたのかを記載します。
そして、その年度に達成できなかったものがあった場合は、その原因を調査し、反省し、次年度どのように対処するかを考えます。
宮内 健次
中小企業診断士 社会保険労務士
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