「相続市場」収益不動産を格安で手に入れるとっておきの方法 ※画像はイメージです/PIXTA

富裕層の資産の入れ替えは所有する物件を売って、新しい物件に入れ替えることをいいます。なぜ富裕層は定期的に資産の入れ替えをするのでしょうか。不動産売却実績4000件の新川義忠氏が著書『速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意』(ごま書房新社)で不動産売却のコツを解説します。

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「高く売却」という発想がない相続物件

収益不動産を相続した人が売却するケースはよくあります。その理由としては「相続税を支払うため」が挙げられます。

 

あらかじめ相続の準備をしていなければ「不動産があっても現金がなくて、相続税を支払えない」という例もよくあります。被相続人が亡くなって10カ月以内に納税しなければなりませんので、慌てて売却することになります。

 

また、相続人が賃貸管理業をしていなければアパート・マンション経営を負担に感じて売却を考えるケースもあります。

 

他にも、お金というよりも単純に「こんな古いアパートを相続しても、どう運営していいのか分からないから困る」といった理由から売却を考える人もいます。

 

当社では、相続だとこのケースが多くなります。

 

相続を理由に売却を考えている人は、もともとは「高く売却をしよう」という発想がありません。「相続税が支払えれば良い」「早く売れれば良い」という考えです。

 

ですから、相続物件の場合は安く買えるチャンスがあるように見えますが、そうした相続案件は短期間で売らなければならないので、収益不動産のマーケットではなくて業者買取になるケースも多いです。

 

不動産会社によっては、税理士に対して「良い物件を紹介してくださいよ」とお願いし、紹介した税理士は紹介料をもらう仕組みができあがっています。

 

相続で高く売りたい場合は事前準備が必要です。できれば、相続前に資産を整理しておくほうが良いでしょう。

 

複数の収益不動産があるならば、売却する物件と相続する物件に分けて、管理を引き継げるように準備する。納税資金が足りないのであれば、そのための売却をあらかじめしておきます。

 

こうした対策をしているか、していないかで大きく変わります。

 

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株式会社クリスティ 代表取締役
富士企画株式会社 代表取締役

1972年、福岡県生まれ。不動産投資専門会社でトップ営業マンとして実績を挙げた後、2012年に独立、富士企画(株)を設立。2016年より老舗不動産会社である株式会社クリスティの代表を兼任。サラリーマンから地主さん、プロ投資家まで様々な案件にて、現在までに約4000件の物件売買に関わる。
「投資家目線でのアドバイス」「すぐには売らないスタイル」の人柄が信頼を呼び、著名大家さんも含めファンが多い。その手腕が話題となり、TBS人気バラエティ『水曜日のダウンタウン』や日テレ『ZIP!』などのテレビ出演も多数。
著書に『物件サポート3500人! 事例で見る“勝ち組大家"の法則』『「いま」から始めて成功する“秘伝"の不動産投資! 』(共にごま書房新社)、『万年赤字物件を脅威の高値で売る方法』(幻冬舎)など累計6作。趣味はサーフィン(「シティウェーブ」世界ランキング入り達成)ほか幅広い。

著者紹介

連載速く、高く、不安なく!失敗しない「不動産売却」の鉄則

※本連載は新川義忠氏の著書『速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意』(ごま書房新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意

速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意

新川 義忠

ごま書房新社

不動産投資において、「売却」は不可欠なものです。そもそも不動産投資には「家賃収入によるインカムゲイン」「売却時の利益、キャピタルゲイン」と2つの利益があります。 安く買って、高く売れば利益になりますが、10年前に…

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