「定期テストで平均点を取れない子」の意外な敗因【塾講師が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

わが子の成績が思わしくない、学校の定期テストで平均点が取れない…。そんなとき、塾に行かせることを考える保護者の方もいるでしょう。一方で、「学校の定期テストは平均点を取れていればいい」「大学進学のためには学校の勉強より塾の勉強が大事」と考える方も少なくありません。しかし定期テストの点数を伸ばすにも、国公立大学や難関大学への現役合格を目指すにも、「学校の勉強」は想像以上に重要です。個別指導で生徒の8割を東大・京大医学部に合格させた乾俊和氏が解説します。

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高得点への近道は「学校の授業をきちんと受けること」

定期テストで点を取るには、まず「一番重要なのは学校の授業」という価値観を親子でしっかり共有することです。特に基礎レベルを学習する中学の段階では、学校の成績がすべてと思えるほど大切にしてください。定期試験は出題範囲が指定されているうえ、授業中に先生が「ここは重要だから」「ここは試験に出すよ」などと言ってくれます。

 

時間をかけて準備すれば、平均点を取ることは難しくありません。最も効率の良い定期テスト対策は、学校の授業をきちんと受けることです。

 

少しわき道にそれますが、定期テストで結果を残し、学校の成績が良ければ、将来、推薦入学の選択肢も広がります。意外と知られていませんが、国公立大医学部にも推薦入試があり、成績さえ足りていれば一般入試よりもはるかに入りやすいのです。

 

⇒学校の授業を大切にすることが最高の定期テスト対策

 

■学校の授業を活かすためにノートを確認…「a」をどのように書いている?

成績が思うように取れない子どもの字は、本人ですら読みにくいものです。【図表】のように、「a」のスペルを書く際に上があいていて「u」のようになっていることがよくあります。ピリオドも薄くて、小さく、ついているのかついていないのか分かりません。英語のノートは左端がそろっているのが普通ですが、凸凹になっている場合もあります。

 

【図表】英語の表記ミス

 

そんな生徒には「aの上を必ず閉じなさい」「ピリオドは点でなく、濃くはっきりと書きなさい」「英語の左端をそろえなさい」と指導します。「たったそれだけのことで定期テストの点数が変わるの?」と思うかもしれませんが、このあたりができていない子どもの場合は、理解が浅かったり、ケアレスミスが多い傾向にあります。最初の段階だからこそ、丁寧に指導する必要がありま

す。

 

⇒文字が雑な子どもは成績の伸びが期待できない

株式会社ドゥクエスト 代表取締役社長

1965年、大阪生まれ。慶應義塾大学法学部卒。株式会社大塚商会を経て、株式会社アップ教育企画の研伸館予備校に勤務し、10年間連続で生徒の授業満足度アンケート1位の記録を残す。2002年に独立。累計2万人以上の生徒を指導し、30年をかけて指導法を確立させる。中高一貫6年間指導のノウハウと、生徒第一主義の指導方針で、親からの厚い信頼を集めている。

著者紹介

連載具体的すぎる難関大学現役合格メソッド

※本連載は、乾俊和氏の著書『具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

中高一貫校生徒の親が知っておくべき 具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40

中高一貫校生徒の親が知っておくべき 具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40

乾 俊和

幻冬舎メディアコンサルティング

勉強への意欲がアップする! 定期テストや模試の成績も上がる! 東大合格も夢じゃない! 塾講師として中高一貫校に通う子どもたちを約30年間サポートし、学校の最下位グループから東大理IIIや京大医学部に進学させた実績…

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